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CTとはX線を利用して、体の内部を輪切りにした断面の画像を作り出す装置です。
当院の機器は複数(16個)のX線検出器を使用して、短時間に精密な3D画像を撮影することができます。
また撮影時間も短く、息止めが難しいご高齢の方にも少ない負担で撮影することができます。
X線による放射線被爆もできるだけ少なくなるよう設計されています。
低線量肺がんCT検診、皮下脂肪・内臓脂肪測定についても対応可能です。(自費となります。詳細はお問い合わせ下さい)
日本初のAIを利用したインフルエンザ検査機器です。
咽頭画像と体温や自覚症状などをAIが解析することで、写真撮影から数秒~数十秒で結果が出ます。
のどの写真を撮るだけですので、これまでの鼻腔ぬぐい液のような痛みやつらさはありません。
ただし現時点ではインフルエンザA型・B型の区別はつきません。
今後AI判定の進歩により、他の疾患も同時に検査できるようになると期待されています。
気管支において好酸球(白血球の一種)による炎症がある場合、呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)が上昇します。
特に気管支喘息で気道炎症がある(咳や喘鳴を認める)方の呼気NO濃度が上昇する傾向があります。
体の状況やその他の検査(気道過敏性試験)などとあわせて、喘息診断や管理に有用な検査です。
長引く咳の中には”咳喘息”と呼ばれる疾患もあります。治療薬の選択に呼気NO検査は有用であると考えられます。
息切れや咳といった症状を認めた場合、タバコによる疾患(COPDなど)や間質性肺炎、気管支喘息など様々な疾患が考えられます。
血液検査やCT検査などの画像検査に加え、肺活量をはじめとする肺機能検査により、原因となる疾患の診断につながります。
また、タバコを吸っている方や以前にタバコを吸ったことがある方は肺の働きが健康な方と比べ落ちています。
肺機能検査により“肺年齢”を確認することができます。
呼気の一酸化炭素濃度は禁煙治療の評価に必要となっております。
1日に吸うタバコの本数と呼気中CO濃度は相関しており、禁煙により呼気一酸化炭素濃度が低下していることを確認していただくことで、より一層の禁煙継続の動機付けになります。
禁煙外来も開設しております。
院内で測定しており、数分で結果を確認できます。感染症(肺炎や気管支炎、尿路感染症、腸炎など)の治療方針を迅速に決定できます。
また、糖尿病も検査結果を治療にすばやく反映することができます。
腕と足の血圧を専用の機械で測定することにより、足の動脈のつまりをみるABI検査と動脈の硬さをみるCAVI検査を行うことができます。
動脈硬化が進行した場合、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症などの疾患を引き起こす可能性が高くなります。
頸動脈エコーなどと組み合わせて現在の血管の状態を確認することができます。生活習慣病をお持ちの方は一度確認することをお勧めします。
突発的な動悸や来院時の心電図検査時にはわからない心電図変化を1日かけて調査することができます。
検査当日に医師が装着いたします。翌日の同じ時間に装置をはずし、循環器専門医に確認をしていただきます。
本体は防水仕様となっており、入浴も可能です。リード線もテープになっており、日常生活への支障も最小限となっております。
いびきの強い方や起床時の頭の重い感じ、日中の眠気などがある場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性が有ります。
眠っている間の呼吸状態や動脈血内の酸素の状態を確認し、無呼吸がないか簡易的に確認します。
もし睡眠時無呼吸症候群の場合、あるいは疑われた場合には、専門施設と連携して精密検査を行います。必要に応じてCPAP治療やASV治療での管理を行います。